中国茶

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花茶、菊花茶

菊と言えば、菊の御紋。私が最もよく見かける花です(パスポートで…)。菊花茶は、正直いって、変な味です。と、言いつつしょっちゅう飲んでいいます。

菊花茶、抽出前、干茶

chrysanthemum-tea-dry

菊の花をごろっと乾燥しているだけです。漢方薬でもあるらしく、眼精疲労にいいとか、よく眠れるとか、熱さましにいいとか、いろいろ言われていますが、私が菊茶を飲む動機は、ノンカフェインで就寝前にちょうどいいからです。中国に住んでいた時は、北京事務所の近くの漢方薬屋さん、「北京同仁堂」でプラスチック缶に入っている見た目がぐしゃっとした大き目で美しくない菊花茶を買っていました。

ウィキペディアに日本語ページがあったので、貼っておきます→「同仁堂 (中国の製薬会社)」。変なものがいろいろ置いてあるので、出張中の暇つぶしにたまに寄っていました。

菊花茶、水色、茶湯

chrysanthemum-tea

出だしは、鮮やかな黄色です。そして味は、なんとも言えない変な味です。そしてなんだか舌に残ります。

出張にお見えになった日本人の方々は、北京ダックを食べに行くと菊花茶を飲みたがるのですが、私は食べ物の味が分からなくなります。そもそも味オンチなのに、ダックまで変な味になるので、空気を読まず自分用に鉄観音を頼むマイペースな駐在員に、出張者あんぐりです。

oxdized-chrysanthemum-tea

お茶を入れている途中に寝落ちした翌朝は、茶湯が鮮やかな緑色になっています。ミネラル分が酸化されるとこんな色になるのでしょうか?

私が飲むお茶は、黄色→緑色と変化するものが多いです。面白いです。

菊花茶、抽出後、葉底

after-extracted-chrysanthemum-tea

寝落ちしている間に、花びらの端に緑色の分子が集まってしまっています。リアルフラワークロマトグラフィーなんちゃって。笑。「水性ペンの色を分けて、きれいな花を咲かせよう!

菊花茶の不思議なところは、何倍出しても同じ味に感じることです。夜飲むのでせいぜい3倍しか出せませんが、味が弱まりません。プーアル茶と合わせて飲むときなんて、5~6杯目でも全然味が変わった気がしません。ある意味最強のパフォーマンスを誇るお茶です。

中国茶、鉄観音

「鉄観音」は、日本でも知っている人をお見かけします。日本人が中国でお茶を買って帰る時、人気No.1は杭州の龍井茶(緑茶)みたいですね。もしくは中国人がお土産に準備するお茶No.1です。安渓の鉄観音(青茶)は、No.2に入れるのか?わかりませんが、認知度は高めだと思います。


鉄観音、包装


鉄観音、包装

鉄観音はたいていの場合、減圧封緘されています。袋は、500G、250Gの大きいものもありますが、上の写真は、1回分の小包装です。お茶屋のおばちゃんのおススメで一袋8Gです。私は鉄観音を飲みすぎると夜眠れなくなるので、一回につき半分使います。

コーヒーはいくら飲んでもぐーすか寝るのですが、何故かお茶には眠れなくなります。


鉄観音、抽出前、干茶


鉄観音、干茶

これが8Gです。
お茶請けのピスタチオと共に写すと結構な量であることがわかりますよね。
お湯を注ぐと広がって嵩張るので、中国工夫茶用の小さめの急須では、お湯が入らなくなります…

磁器の蓋碗でいれるといいらしいです。青茶なので半発酵の区分に入るのですが、割とフレッシュな緑色を残しているお茶です。


鉄観音、水色、茶湯


鉄観音、水色

100度のお湯で、1-3分なんて書いていますが、(私は)3分もつけておくと間違いなく眠れなくなります。それに渋みも出始めます。基本的にあっさりと爽やかなお茶なので、私は青臭さを楽しんでいます。あっさりとしていて、色が薄くても、味はしっかり出るので、つけすぎて渋みがでちゃうとちょっと残念です。抽出はせいぜい30秒ぐらいにしています。

大体5~6回ぐらい抽出できます。


鉄観音、抽出後、葉底


鉄観音、葉底

しわしわを伸ばしていたら、いくつか葉を破れてしまったので、諦めてしわしわのまま写しました。
明るい緑色~くすんだ緑色までバラエティーに富んでいます。

長さは5cmでした。

中国茶、まだまだありますが、次回は多分、タイ?、インド?、ドイツ?のレモングラス茶です。

中国茶、ゴーヤ茶(苦瓜茶)

苦瓜茶は、中国のスーパーのお茶にて必ず販売している、スタンダードアイテムです。私が子供の頃は苦瓜自体が売っていなかったのですが、最近は野菜コーナーに売っていますよね。苦瓜茶が並ぶ日も近いかな?


ゴーヤ茶(苦瓜茶)、抽出前、干茶


苦瓜茶、抽出前
スライスして、干す。シンプルですね。
夏になると父が実家の日よけにゴーヤカーテンを植えます。大量の苦瓜を毎日食べているみたいですが、健康によさそうです。お茶も作ってみたらいいのに…
というか、私も作ってみたい。
そのうち、退職後やりたい100のことに入れておこうっと。


ゴーヤ茶(苦瓜茶)、水色、茶湯


苦瓜茶、水色
水色は薄いです。風味は苦瓜、そのまんま、といった感じですが、苦さはありません。面白いです。

上海ではローカルスタッフが美容とダイエットの為に飲んでいました。私もたまにもらって飲んでいました。味的には、胃に良さそうな感じですが、美容とは…


ゴーヤ茶(苦瓜茶)、抽出後、葉底


苦瓜茶、抽出後
そのまんまですね。笑。
写真を撮った後かじってみたのですが、お茶同様、苦瓜の風味はたっぷりですが、苦くないです。
おいしいわけじゃないのですが、癖のある味が面白くて、気付いたら全部食べちゃっていました。
なんか止まらなくなる感じです。
笑。

中国茶、大紅袍

前回の「小青柑」で大失敗して、普通のお茶が飲みたかったのろのろです。普通のお茶ってなんだ?って感じですが、私にとってほっとするのは、青茶、烏龍系です。


武夷山の岩味


大紅袍、袋
お茶屋さんのおばちゃんは、福建省の出身で、彼女の好物がこの大紅袍です。大小さまざま、大紅袍の専用袋を準備しています。福建省の武夷山のお茶は、岩盤に張り付いて生えているらしく、そのお茶も岩味がします。

私は最初は好きじゃなかったのですが、買いに行くたびにおばちゃんが飲ませてくれるのと、お土産に小包装を10袋ぐらいくれていたので、飲みなれて大好きになりました。
※今回は大紅袍を購入したので、お土産は「野生紅茶」でした。野生って…

武夷山のお茶は、今回の大紅袍のような半発酵の青茶の他、全発酵の紅茶もあります。紅茶の中で一番高額だとされる「金駿眉」、「銀駿眉」や、かつては竜眼でいぶしていたといわれる「正山小種」(ラプサンスーチョン)などです。どれも独特の岩味がします。私は岩味はさほど好きではないので、「坦洋工夫」のファンです。どれもおいしいですけれどね。


大紅袍、抽出前、干茶


大紅袍、抽出前
なんだか黒いです。折角だから、他の青茶と比べてみました。

青茶干茶比較
左が「人参烏龍」で人参をまぶしているので本来の葉の色は見えません。真ん中が今回の「大紅袍」です。そして右側が「鉄観音」。同じ青茶でもこんなに違うんですね。見た目と味は関係ないですけれど、勝手な想像では、黒い方が発酵度が高そうです。


大紅袍、水色、茶湯


大紅袍、水色
ん。んまい。
水色はほんのり橙色がさしています。鉄観音はもっと黄色い感じです。
半発酵の青茶といっても、清香系の鉄観音と、岩茶では味が全然違います。同じチャノキのはずなのに、面白いです。それから、鉄観音は「蓋碗」で飲みますが、大紅袍は「紫砂壷」を育てている人がいますね。

私は何でも↓(再掲)ですが…
手抜きな茶道

兎も角も、サントリーの烏龍茶は、どちらかと言えばこちらに近いと思いますが、近いだけで違う味です。ラベルに福建省って書いていますよね。福建のお茶はいろいろ飲んでいますが、同じものがまだ見つかっていません。というか、サントリーの烏龍茶の味を忘れつつあるので、次回帰国時、温めて飲んでみます。


大紅袍、抽出後、葉底


大紅袍、葉底
これ、よれよれで、開くのが大変でした。
葉の長さは5cmです。初めて気づいたのですが、右側の葉っぱの様に先っぽをちぎって、葉の中に穴をあけているものの方が多かったです。完全な葉っぱを探すのが大変でした。

次回は、久しぶりに蓋碗で飲んでみますかね。

中国茶、小青柑

前回の黒クコ茶に引き続き、今回も初挑戦モノ!「小青柑」です。開けてみたら陳皮プーアルに似ている感じでした。でも、飲んでみたらかなり違います…



「小青柑」と「陳皮プーアル」の違い


私のイマイチな中国語読解力で理解を試みた範囲では、二つの違いは下記のようなもの


「小青柑」の外側の蜜柑は熟れる前の青いもので、「陳皮プーアル」の外側の蜜柑は熟れたものを干して時間が経ったもの。
陳皮と小青柑の皮
↑左が陳皮で、右が小青柑の皮です。


中のお茶は、「小青柑」も「陳皮プーアル」も、経過年数2-3年のプーアル熟茶。


「小青柑」の抽出は1回まで、「陳皮プーアル」は何度も抽出できる。


「小青柑」は若い蜜柑の爽やかな苦みとプーアル熟茶の醇厚さが相まって、とてもさわやか。「陈皮プーアル」は熟れた蜜柑の甘みで芳醇。「陈皮プーアル」の方がプーアル熟茶の味わいがわかりやすい。


「小青柑」は、まるっとそのまま盖碗(湯呑み型の急須)、もしくは紫砂壷にていれる。「陳皮プーアル」は、丸ごと使う際は、大きめのティーポット(ガラス製とか)でいれる。※どちらも少しずつ崩して飲んでもよい。


へぇ~。
陳皮プーアルは、得意じゃないので、プーアル(熟茶)と陳皮を別々に買って、サブの味を自分で調整する派です。個人的には、菊と合わせて飲むことが多いです。薔薇や檸檬でもいけます。



小青柑、抽出前、干茶


小青柑、抽出前

袋を開いてびっくり。そうだよね。名前から想像できてしかるべき形状のお茶でした。
Googleしてみると、盖碗でいれていたので、私はこんな感じにアレンジ↓

急須にて


あぁ、この色、絶対に「熟茶」じゃないな…
あ、よく見ると、老白茶って書いているね。汗。
(3年以上経過した白茶は「老」がつきます)


んぎゃ~、苦い!
色が薄くても、しっかり苦みが出ていました。
一人であたふたしました。


未開封の塊の重さを量ったら、21Gありましたので、次回はあらかじめ崩して、3分の1ずつ飲み進めることにします。大失敗。



小青柑、水色、茶湯


小青柑、水色

ま、今回分量が大失敗なので、あれですが、この色でも味は強いです。てか、色を出すとめちゃ渋いです。
蜜柑というより、ゆずみたいな苦みがあり、後味が尾を引きます。
激甘プリンを買いに行きました。


それから、カフェインが強いのか、目がさえて眠れなくなりました。
朝5時ぐらいになって、ようやく眠れました。
おそろしい~。


ここまできてから、日本語の記事をウェブ検索してみたのですが、とあるお洒落女子のレポートでは、丸ごと盖碗でいれたものが「爽やかでおいしい」とのことです。
(まじっすか…)



小青柑、抽出後、葉底


小青柑、抽出後

爆笑!
お茶の葉、ほとんど出てきていなくて、「渋い蜜柑の皮茶」の様なものを飲んでいたのか?
って感じです。


それから、飲み切れないで放置していたら、水色が緑~黒緑色に変わっていきました。中国茶にはよくあるパターンです。



とりあえず、好奇心から、剥いてみました。
小青柑、葉底

↑は、元の量の半分弱です。(器が小さくて盛れなかった)



ありゃ~、お湯が浸透していなかった模様です。
茶葉を少々とって、ちぎって小さくした皮を添えて、再度抽出してみましたところ、大分マシになりましたが、やっぱり後味強め。
1回3分の1どころか、6分の1でも私には強いかも?


小青柑、葉底2

くしゃくしゃで折れるし、浮くので、ピスタチオで抑えていますが、両方とも葉の大きさは7cmです。


う~。
将来的にはまた再挑戦してみようと思いますが、しばらくの間は、岩茶とか、鉄観音とか、紅茶とか、ふつーのお茶を飲むことにします。


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