紅茶

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6大茶(青茶、赤茶、黒茶)

スレッドテーマ、何気に凄い。「中国茶」というテーマを見つけたので、6大茶の続きを書いてみることにしました。
関連記事:「6大茶(緑茶、白茶、黄茶)


青茶


青茶の世界は広いです。半発酵~全発酵まで広く網羅しています。

鉄観音(青香系)と大红袍(岩茶系)と烏龍茶(台湾系)じゃ味も見た目もかなり違います。母が一筋で大好きなお茶は、人参烏龍茶という甘い人参がまぶしているお茶で、これも青茶の分類です。
お茶屋のおばちゃんの得意分野(福建省武夷山出身)なので、機会があったら単独記事を書きたいと思います。

製造の工程は、晒青(日干し)→凉青(陰干し)→做青・揺青(葉同士を摩擦・衝突させて傷つける)→杀青(発酵を止める)→揉捻(揉む)→烘焙(焙る)的な感じらしいのですが、それぞれの銘柄でちょっとずつ違ったりします。

この辺りのお茶から割と高温で抽出します。沸騰したてです。茶盆を使い、じゃぶじゃぶお湯をかけて急須を温め、おちょこみたいな湯呑みも温め、場合によっては香りを嗅ぐツール(聞香杯)も温め、香りと味を楽しみます。いわゆる「工夫茶」の領域に入ってくるのですが、私は日本の急須を育てています。(道具は3セットぐらい持っていますが、断捨離するか悩み中)

お茶ごとに茶道具を変えるのですけれど、鉄観音と大红袍では色も香りもかなり違いますから、真面目にやると青茶の中でも2セット必要です。水が変わるとよくないらしいので、中国で買った茶道具は日本に帰ってから育て始めようかと思っています。


紅茶


紅茶は、青茶ほど発酵度にばらつきがない、というか基本すべて全発酵だと思います。前にも書いたので、サクッと進めます!
関連記事:世界で一番おいしい紅茶

製法は、萎凋(日干しして縮める)→揉捻(揉む)→发酵(発酵)→干燥(乾燥)→※过红锅(小种のみ発酵を止める作業が入る)

何気により発酵が進んだ紅茶の方が低めの温度でいただきます。といっても90~100度なので、沸騰後でいいんじゃ?なんて思っています。紅茶も青茶同様、工夫茶方式で飲むみたいです。
※お茶屋のおばちゃんは、青~黒まで同じ方法で飲んでました。

中国人的にもらったらメンツあるのは、福建茶では、「金骏眉」で、海外で有名なのは、「正山小种(ラプサン・スーチョン)」でしょうか。でも「龍眼」が禁制品になっていますから、昔ながらの臭いはしないのが正しい姿です。

ちなみに世界最大紅茶の一角、祁門紅茶(Keemun)は福建茶じゃないのであまり飲みません。あっさりしていておいしいらしいです。私は福建以外だと、雲南省の「滇紅」をもらって飲んだのがおいしかった気がします。自分では買いませんけど。


黒茶


全発酵にさらに後発酵が加わった、成熟度が最も高いお茶です。「黒茶=プーアル茶」だと理解しています。樹も他の茶樹と違う種類だった気がします。

製法は、杀青(発酵を止める)→揉捻(揉む)→渥堆(湿度の高いところでカビさせる??)→干燥(乾燥する)。

乾燥させた後も息をして、発酵が進んでいくので、長くおく方がいいらしいです。コロコロした小さい餅と、四角い中くらいの餅と、ひらぺったい大きな餅をそれぞれ保管しています。小さいのはハンドリングがしやすいので、結構飲んじゃっています。ひらぺったい大きな餅は、専用のほじくり棒でごりごりはがさないと飲めないので、無傷です。(←面倒くさがり)

飲み方は、青茶と同じにしています。黒茶は銘柄というより、プーアルの中での製造者の違いがブランド化しているイメージです。味の良さがわからないので、気晴らしに飲むくらいです。
※白茶のうっすらプーアルは好きですけれど、本場プーアルは味が強いようなマイルドなような変な感じです。

そのうち、茶具についても紹介できたらな~っと思っています。
では、スレッドテーマから、お仲間探しに行ってまいります!

世界で一番おいしい紅茶


最強の召喚獣「茶飲み友達」獲得のため、何ができるか?
とりあえず、「お茶」に興味がある人に来てもらわないと!
という事で、私が世界で一番おいしいと思っているお茶の話です。


坦洋工夫 (tǎn yáng gōng fū)

6大茶の中では、「紅茶」の区分
産地は、福建省福安市坦洋村(白云山麓)
最適抽出温度は、90度で3-5分
茶葉は、細長均整
摘採は、1芽2葉までの新芽
水色は、明るいオレンジ
※写真に撮りたかったのですが飲んでしまって、在庫なしでした。残念。

1850年代に出来たブランドの様ですから、4,700年のお茶の歴史からすると、まだ赤ちゃんですね。中国人がお茶を飲み始めたのが「秦」の時代で、「現代茶」は唐の時代からですから、それでも3才児ぐらい?(紅茶自体が若いとも言うのかな...)

福建省三大工夫紅茶と言ってみたり、闽红三大功夫などとブランディングしてみたり、いろいろやっているみたいですが、他のお茶に比べてブランド力は低いです。

だからお値段もお手頃でいい感じです。

中国茶全般にそうですが、Brokenじゃないので、すっきりしています。すっきりしていてもあっさりしているわけじゃなくて丸みがある感じです。福建と言っても岩茶系列ではないので、岩臭はしません。1芽2葉ぐらいの新芽独特の爽やかさを残した全発酵茶、うーん。完璧♪って感じです。


最大の問題は、入手困難な事です。日本に帰って会社を辞めたら「中国茶輸入販売業」を起業しようかと考えたりした事があります。儲からないけど、自分は好きなお茶が飲める!みたいなね。試算の結果、儲からないどころか損益分岐点を越えるのが、かなり難しいしいので、年に1度の2泊3日買い出しツアーがもっとも経済的でした。「食べ物」の「輸入」と「販売」は登記•許認可関係と仕入れの都度の検疫、食品安全検査等いろいろ面倒みたいで、節税等の目的では絶対やらないです。調べるのは楽しかったですけどね。(はっ!どうでもいい事を書き過ぎたら、茶飲み友達に去られちゃう...)


うーん。イギリスカテで、世界で一番おいしい紅茶が、中国茶だって書いたら、顰蹙買いそうですね。お茶処、中国、インドで暮らした後の感想なので、誇大表現ですけど、お許しくださいませ。あはは。


おしゃれな紅茶リテイラーの話を期待された方には申し訳ないです。
好きなイギリスのリテイラーは、NewbyWhittardです。


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