駐在員の腹の底

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いいように使われちゃっている同僚をみたら、どうしますか?

結論、「あぁ~。あの二人は仲良しだから大丈夫じゃない?」って言っていたので、ぐっと見て見ぬふりをすることにしました。


じゃれてるのか…???


去年、他の部署の仕事をどっさり押し付けられているスタッフ見かけて疑問に思っていました。UKの事ではなく、欧州本土の事なので、上司に「後始末を人に押し付けていたら、問題自体を減らそうとする習慣ができないから自分でさせた方がいい。」とだけ進言したのですが、様子を見るとおっしゃっていました。

同じペアで、またもやどっさり押し付けられていたので、「めちゃめちゃ都合のいいように使われてちゃっているけど、流石にひどいんじゃないの?」と言ってみたら、「仲良しだから大丈夫」とのこと。

自分の部署じゃないし、これ以上は動けないんですよね。
てか、野暮ってやつかもしれませんし。


本当にじゃれているのか?


そのペアに関して言えば、本当にじゃれている可能性が高いので、放置です。でも、ちょっと悲しくない?
って、余計なお世話ですよね。

美魔女っていうの?
すごい魔力です。


あのくらいしたたかに自分の仕事を人に押し付けることができれば、いつまででも仕事していたいだろうな~。っと、考え込んでしまいました。

なにが問題なのか?

駐在員の愚痴は、任地での出来事よりも「対本社」が多いと、各所でまことしやかにささやかれております。


日系企業は意思決定が遅い


日系企業って意思決定が遅いって、よく言われています。
海外で長く働くと、本当にそうだなぁ~っと、思うことがあります。

稟議システムが問題だといわれることもあるのですが、根本的に現地で何が起きているかに興味がないんじゃないか?っと思うこともあります。

残業も多く、目の前にいて、日本国内で顔を合わせて催促してくる人たちを優先してしまう感じも、わからなくはありません。


問題点を必死に探しすぎる


何か提案すると、あるかどうかも分からない問題点を、必死で思いつこうとされる人がいます。作業自体は15分で終わるのに、「影響範囲」とやらを1か月かけて考える(寝かせる)のです。

ぱっと浮かぶ問題点があるのであれば、それは大問題ですよね。前に進められません。
しかし、考えても、考えても、思いつかない問題点を天地をひっくり返すように必死に探されると、げんなりします。
ねぇ、問題は存在しないんじゃない?


思いつくたびに、「あれは大丈夫?」「これは大丈夫?」っと聞いてくるので、「大丈夫な理由」というか、各シナリオで「想定される被害の最大値」を共有します。やり取りしている時間は被害じゃなくとも損失なんですけど…


振り回されたって、言われても…


振り回されたって、本社で愚痴を吹聴される方もいらっしゃるのですが、「15分ぐらいで終わる簡単な作業に1か月待たされた。」というのが、現地側の率直な感想だったりします。

もはや本社の考え方が全く理解できなくなって、危機感を感じたのでありました。

「本社の理念、文化や考え方を現地にて共有する。」というのが、駐在員のファンクションの一つなのですが、ぶっ壊れてしまっています。こまったな~。です。

「駐在員になりたいのですが、どうしたらいいですか?」って、え?

あ、これ、いろいろな意味で、失敗談です。


「駐在員になりたいのですが、どうしたらいいですか?」

と聞かれて、

は?やめたほうがいいよ。

駐在員って、社畜の酷いやつだよ!本社の意向とやらを代弁している自分に身の毛がよだつよ。

部下なんて、わっしょいわっしょい、神輿に乗ってもらわないと自分で歩いてくれる人の方が稀だよ。下手に大人だから数字で説明しないと、説得されないし。それでいて乗せてもらっている事にいつまでも気付けない人は、人を乗せられないから昇進できなくてブーブーいうし。

そもそも出稼ぎだよ。インドとかに24時間340日ぐらい閉じ込められるんだよ!キラキラもピカピカもしてないよ。ホコリっぽくてくすんでいるよ。日本帰ったら夜に友達と街をぷらぷら自由に歩けるのが嬉しくて嬉しくて涙とか出ちゃうようになるんだよ。

語学力より忍耐力が試される、それが海外駐在員だよ!


(他のリア充駐在員の皆様、ごめんなさい。)


反射的に本音を答えてしまった後、「私はそれでいいのか?」なんて自問してしまいました。

いやいや、それより、若々しい人(←若くはない)の夢を壊してしまってはいけません。次回用に修正案、考えてみました。

そうなの?いいかもね。

駐在員って、いろいろ任せてもらえるし!自ずと現地でプロジェクトを牽引する事になるから、やりがいあるし。

本社では、下っ端でも、任地ではリーダー職だから、部下という心強い協力者がいるわけだよね。外国人の合理性に学ぶ事は多いと思うよ。

それに外の世界って刺激的だよね!日本から離れて日本の良さが再確認できたりするから不思議だし。

それぞれの国でしかできない経験って、貴重だよね。旅行じゃなくて、住んでみなきゃわからないことってたくさんあるし。

語学力だけじゃなくて、人生経験が積める。それが海外駐在員だよ!


どうでしょう?
事実では、あるし。


ところで、この若々しい駐在員志望者、粘り強くこんな質問を返してきました。

「でも、じゃぁ、なんでのろのろさんは、横滑りしているんですか?」

なんでって、そりゃ、

本社はもっと居心地が悪いから。運悪くマイクロマネジメントタイプの上司に当たったら最悪だし。




で、若々しい人、ムキになる...

「でも、最初は、海外駐在の希望を出したんですよね?」

私、ちょっと困る...
でも、腹をくくって、

入社にあたって「営業•マーケ職」に応募したのに、配属先は海外赴任が既定路線の部署で、UKを希望したのに、中国、インドに配属になった事からして、私はダメな例だと思うよ。一発で希望任地に出してもらえた人に聞くのがいいんじゃないかな?



若々しい人、もっとムキになる。

「でも、3年で海外に出してもらえている訳だから、何か働きかけがあったんですよね?」

何故ムキになる?
どう考えても気の毒な話じゃない?

働きかけっていうか、「退職届」(=1枚目)出したよ。海外赴任志望じゃないよ。転職先決まっていて、オファーが「残業なしの上、年収がプラス100万円」だったんだよね。仕事内容はほぼ同じ。

イグジットインタビューだと思って、正直にいろいろ答えていたら、後日、海外赴任が降ってきた。

「年収は変わらないけど、支出が大幅に削減されますから、可処分所得は同等になります。希望部署の営業•マーケで、新設チームを動かせます。」って、経済的に同程度ならと、希望部署に釣られて、中国まで行っちゃった、だけだったりする。インドなんて、誰も行く人がいなかっただけだし。




若々しい人、何故か怒っている。

「それって、どうやったら駐在員になれますか?の答えじゃないじゃないですか?最終的には希望任地のUKに配属されたんだから、何か策とかあったんじゃないですか?」

ここまで来たら、本音でとおそ…

有効だったのは4枚目の退職届だと思う。でも、策じゃないよ。辞める気がないなら出すべきじゃないと思う…



若々しい人、満足そうに納得する。

「会社脅してでも行きたいって、そういう事ですよね!」


ん?
全然ちがうよ…
正直に話し過ぎると軽く感じるんでしょうか?私は心を開いた(=疲れていて取り繕う余裕がなかった?)つもりなんですけどね〜。

会社を辞めたいと思った事がないのでしょうね。

羨ましい限りです。


まぁ、私もすごく大人気ないですよね。嘘でもいろいろ言ってあげればいいじゃない?無責任かもしれないけれど、応援する側が絶対楽しいし。


中国•インドの他社の駐在員さんも自分から希望されたというのはあまり聞きません追記あり。私は、仕事内容が面白かったから飛び込んでみましたが、退職届の枚数回、崖っぷち追い詰められているわけです。大好きな仕事ではあるものの、悲しいかな私には向いていないという事でしょう。

追記:希望していないだけで、Why not?的な感覚だと思います。


「ロンドン」は、志望者が多いんでしょうね〜。(なんだか興味が出て)どうやって希望任地に来れたのか?希望で赴任した唯一の知り合い1名に聞いてみましたところ:

- 評価面接時に根気よく「アピール」。直属の上司は離したがらないので、その上に訴える。行動起こした者が勝つ。(←リスクあり)
- グローバル業務に携わる人たちと仲良くなり、上司の前で噂してもらう。
- 飲み会で、偉い人(別のライン)にアピール。
- 受け入れ先のMD来日時には毎回アピール。
- 人事部にどうやったら駐在員になれるか直接聞いてみる。
- 英語の仕事は第1優先。
- デキルヤツの雰囲気を醸す(??)
- 行きたくない地域も激アピール
- 現役駐在員にアドバイスをもらう(←ほんと、ごめん)

凄いね〜。
私は希望任地がなくなっちゃって、なるがままにモードなんですが、興味深くてネットでも調べてみましたよ。


面白かったのはこちら↓
海外就職のABC

筆者の方は、26歳で初駐在(←私、就職した年だよ...)、3ヶ国を渡り歩いて、1度日本に帰って、今、36歳で再度、出国済み、という経験豊富な方です。

海外駐在員になるにはどうすればいい?海外就職の方法について

上の記事を読んで初めて私にできそうな事がわかりました!この記事、本当によくできたお手本なんですけれど、「私みたいなのでも駐在員になれるんだから、貴方なんて楽勝だよ!!」と説得力を持って励ますことができます!

海外駐在員に求められる条件という部分が特に秀逸です。(→)内は私の状況。

その1:会社を辞めない人間である事
(→退職届4枚出してますし、人事も知っています。)

既婚者(妻帯者)である
(→ない)

タフである
(→心を折れまくりで突発で休むし、衝動的に通勤電車やバスから降りる。と評価表でも指摘される)

愛社精神がある
(→反社精神はないよ、程度。)


その2:仕事ができる人間である事
(→社内でも有名な問題児です〜。)

自分で考えて行動できる
(→考えて実行しても理解されるまでに3年ぐらいかかります。)

社会人の基礎が身についている
(→う、たぶんね。うん。たぶん。人には教えられないレベルです。)

海外赴任に興味がある方は、ぜひ元記事を読んでみてくださいね。書いている事がいちいち頷けますから!でも、ダメでも落ち込まないで!!です。

余談: 思わずクリックしてしまった記事↓
海外で働く日本人はなぜ冷たい人が多いのか?

凄いなぁ〜。こういう記事を書ける様になりたいな〜。



ようやく帰宅…
本日は、長たらしい記事を伐採するエネルギーがないので、このままあげさせてください。

「いらっとする」の解釈

日本に帰ると新しい物や言葉が流行っていて、とても楽しいです。


ヌシみたいな顔して存在する者ども


駐在初期にびっくりしたのは「食べるラー油」で、最近では「スパニッシュ・バル」でしょうか。

前帰国時は全く見当たらなかった物が、あたかも昔からそこにあったかのような顔して存在している感じが、なんとも言えない良い苦笑いを誘います。


面白い物ばかりではない


一方、昔はそんなに頻繁に耳にしなかったように記憶しているけれど、近年徐々に根を生やし、多様され始めた様に感じる言葉が「いらっとする」です。私はどう頑張ったところで「いらっとされる側」なので、はやく免疫つけないとどうも居心地がよくありません。

強さが「大いに不快」じゃなくて「ちょっと不快」程度の言葉が多用されるところあたりが、マイルドで日本の良さなのかもと思えるし、細かいところまでチェックが入っているみたいで窮屈な気もします。私にとって、この言葉は割と解釈の難しい言葉です。


海外生まれの日本語もあるよ


そういえば、インド発祥、中国の海外駐在員の間でも2012-2013年頃流行っていたというか、人気があった新語があります。「OKY」です。残念ながら実際に口語として文脈の中で使われている場面は見た事ありませんし、定着する事はなかったのですが、私の心は共感で鷲掴みにされました〜

敢えて不親切に意味は書きませんので、おヒマな方はGoogleくださいませ。海外駐在員の腹の底を垣間見る事が出来るかもしれません。
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