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映画、「美女と野獣」感想+ネタバレ追記

基本情報

邦題
美女と野獣
原題
Beauty and the Beast
タイプ
ディズニー
公開年
2017年3月17日
監督
ビル・コンドン
脚本
スティーヴン・チョボスキー
原作者
ガブリエル=スザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ
出演者
エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス
公式サイトURL
http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html
おすすめ度
4 (1~5点)

ん。そつがなさすぎる…、ということで、4点かな。

予告編

↑、イギリスからは動作確認ができませんが、日本の人たちは見られるかな??

ストーリー

傲慢だったため、魔女に呪いをかけられて、野獣の姿に変えられ、皆から存在を忘れされれてしまった王子は、バラの花びらが落ちてしまう前に、愛し愛されることを学ばなければ、永遠に野獣の姿のままになってしまうが、なすすべなく暮らしている。

読書家で知性溢れているため村人から変わり者扱いされる村娘のベルは、イケメンで女性陣に人気のガストンを袖にする。ある時、魔獣に変えられた王子の城に捕らえられた父親の身代わりにその城で暮らし始める。

時計やポットに変えられた王子の召使いたちは、このベルこそが呪いを解く女性ではないかと期待を寄せるが…

感想

鉄板ディズニーストーリーです。
「美女と野獣」は、私が初めて友達と見に行った映画で、思い入れがあります。あれからもう、うん十年たっているのね~っと感慨深いものがあります。

実写版は、配役が素晴らしくて、本当に非の打ちどころがありません!
主役のエマ・ワトソンが、ベルにハマるだろうということは、想像に難くないので、無難すぎて逆に見に行く気にならなかったりしましたが…
私は映画の観すぎなのか、イアン・マッケラン、ユアン・マクレガー、エマ・トンプソンを声だけで認知でき、脇役にしびれました。

私はガストン役のルーク・エバンスが好きなので、ひどい言い方でガストンを拒否るベルってひどい…だけどエマ・ワトソン(ハーマイオニー)も大好き、っとストーリーとは別のところで複雑な心境です。

というわけで、ルーク・エバンスが、ガストンっぷりを好演しているのが一つの見ものです。そして、ガストンのコバンザメ、ル・フウ役のジョシュ・ギャッドも、いい味出していてはまり役です。

ネタバレするようなストーリーじゃないので、短く、一言。

王子、人間に戻る前の野獣の姿の方が愛嬌があってよかったような気がする。

映画、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」感想+ネタバレ追記

Netflixにおススメされたので、見直してみました。おススメではありませんが、イギリス映画なので、なんとなく。

基本情報

原題
The Iron Lady
邦題
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
タイプ
伝記
公開年
2012年1月6日
原作者
アビ・モーガン
脚本家
アビ・モーガン
監督
フィリダ・ロイド
出演者
メリル・ストリープ, ジム・ブロードベント, オリヴィア・コールマン
公式サイトURL
おススメ度
3 (1~5点)

ストーリー

イギリス初の女性首相、マーガレット・サッチャーの伝記映画です。認知症を患って、亡くなった夫、デニスの幻覚を見るようになり、彼との会話を通して、過去の自分を回想する形で、ストーリーが進みます。回想は、同世代の女性たちがおしゃれで華やかに楽しんでいたのを脇目に、勉強して、オクスフォード大学へ進学したころから、首相退任までに渡ります。

IRAテロ、高い失業率、立て続く抗議運動にストライキ、フォークランド紛争、など激動の時代に、毅然とした態度で意思決定を続けていた様子が描かれています。

感想

伝記なので、最初からネタバレ全開です。

国のリーダーは、どの時代も、どの国でも、大変なのでしょうが、党代表選に際して後押ししてくれたMPのAirey Neaveが、IRAの爆破テロで亡くなったり、同じくIRAの爆破テロで自身と夫の命が危なくなったり、かつては政治家が攻撃の「標的」だったことが伺える描写に衝撃を受けました。

その他、はげしい抗議運動や、ストで町中にゴミが放置されている昔の映像に、イギリスって過激だな!っと驚きを禁じえません。そんな中で、自分の信念を通し、嫌われる政策でも譲らず、戦争も辞さない強い女性っぷりで、Iron Lady (鉄の女)、なるほど納得です。

日用品店を経営しながら、地元の政治家でもあったお父上の影響を受け、信念を通すのはすごいなと思いましたが、人の話を全く聞かない一人よがりな描写が多く、特に後半のキャビネットでのディスカッションは目が当てられない有様でした。(高い消費税に加えて)お金持ちも、貧しい人も隔たりなく、国民全員に等しく課税する政策を推し進めており、「貧しい人も税金を払わないと政治を自分事にとらえない。」との主張は、理想を追いすぎている印象がぬぐえません。

私の勝手なイメージでは、イギリスってノブレスオブリージュな国で、貧富の差があることを前提に、富む側に義務と責任を求める文化だと思っていて、彼女の意図するところは、理解できなくはないけれど、急激すぎたのかもしれません。

最終的にこの事で党で孤立してしまって退陣を余儀なくされた様な印象を受けましたが、態度云々の問題ではなく、純粋に賛成できる政策でもなかったように思えます。

首相としてのキャリアと家族、子供たちとの関係が折々に映し出され、それが、退陣して、夫を亡くし、認知症を患い、息子が会いに来てくれず、夫の遺品を整理する寂しい姿と非常に対象的で、強い印象を残します。

総括すると、普通の家の子が、背伸びして、頑張って勉強して、逆境を乗り越えて男性社会に社会進出して、強い信念をもって、家庭を犠牲にしたら老後はこんなに寂しい思いをしますよ。っというようなメッセージ??を受けてしまって、救いがない感じです。

どこで読み違えたのか?、伝記だからこんなものなのか?、なんだかよくわかりませんが、イギリスで評判が悪くても仕方がない感動するというよりは、心が痛む映画でした。

「思考」が「運命」につながる

レビューとしては辛口気味なので、Netflixで見返したことで、メモが出来た「名句」を下記にメモしておきます。

認知症をみてくれる医師に、「私は大丈夫だと考えているから、大丈夫なのよ。」っと屁理屈を繰り出していたのですが、お父上がよく言っていた言葉だそうです。屁理屈に使うにはもったいない名句だなと思いました。

Margaret Thatcher, 「The Iron Lady」より引用

Watch your thoughts, for they become words;
watch your words, for they become actions;
watch your actions, for they become habits;
watch your habits, for they become your character;
and watch your character, for it becomes your destiny.

☆映画、「この世界の片隅に」感想+ネタバレ追記

事前知識が殆どない状態で、鑑賞しました。知っていたのは、「評価が高い」と「アニメ」だけ。まさか戦争映画だったとは…



基本情報


原題 この世界の片隅に
英題 In This Corner of the World
タイプ ドラマ
公開年 2016/11/12
監督
片渕須直
原作
こうの史代
出演者
のん, 細谷佳正
公式サイトURL http://konosekai.jp/
おすすめ度 5 (1~5点)


ストーリー


絵を書くことが大好きな主人公すずの子供時代の回想から始まります。1944年に18歳の若さで、知らない人ばかりの呉に嫁ぎ、身体の自由が利かなくなった義母の代わりに主婦に、近所づきあいに、食べ物のやりくりにと、奮闘します。
そして1945年、絶え間ぬ空襲、灰と化してゆく市街、ますます少なくなっていく配給、大切なものがどんどん失われていき、終戦を迎えます…

感想


涙もろくて、泣き所がない映画でも泣いちゃうのですが、この映画は途中で涙が引っ込みました。
涙が出るとかじゃなくて、青ざめて、ぐったりなった感じです。

この説明じゃ、名作な感じがしませんが、名作です


ホラー、グロ、戦争ものは、苦手なので、あまり見ません。
この映画の様に、ほのぼのとした雰囲気の話で、つらい話を進められると、みていられなくなります。


子供の頃の回想からスタートし、1945年の広島、呉へとストーリーが進みます。
主人公すずが書く絵日記に沿って、日付が表示されます。
伏線が多いストーリーです。
はっきりと語られることはありませんが、わかるように少しずつ回収されていき、よくできています。
くすくすっと笑ってしまうようなエピソードがちりばめられていますし、じんわり暖かいラブストーリーでもあります。
しかし、やはり根底にある暗い背景から、手放しにあっけらかんと笑っていられる感じでもありません。


中盤からは、広島や呉で何が起きるか想像できてしまうことで、伏線がなくとも厚みをもってストーリーを追うことになります。
私はこの辺りから、涙が引っ込んで、青ざめっぱなしでした。
何とも酷です。


終盤にかけて、主人公が、心の底を言葉で表現するようになります。
そうやって、最後の伏線が回収されたときには、もうぐったりしていました。
それでも、おススメなので、「名作」という他に言葉が見つかりません。






ひ、ひどい話でした。
ひどい話なのは、「戦争」です。


主人公の「すず」は、心優しい女性です。


おっとりしていて、思いやりがあって、ポジティブで、まさに理想的な女性です。
嫁ぎ先でも周囲から大事にされます。


「ぼんやりしている」と思われているらしいですが、終盤に全然ぼんやりしているわけではないことがはっきりわかります。


「ぐっと我慢している」部分も多いんですね。
そのあたりは、嫁ぎ先で「ハゲができる事件」などで表現されています。
口に出さないだけで、ストレスは感じているのです。
大好きな絵を書くことで、気が紛れていますが、問題がなくなったわけではないことが伝わってきます。
その辺りもちゃんと周囲にも伝わって、愛され、ケアして貰えるんです。


但し、戦争の悲劇には、周囲のサポートも無力です。


戦火の中、右手と一緒にいた姪っ子を失います。
右手を失ったことで、絵を書くことができなくなり、自己表現の手段を失います。
そして、ぐっと我慢しないで、言葉で表現することができるようになります。


結果として、ずっと言えなかった事を口に出して、夫婦喧嘩などもできるようになるのです。
複雑な心境です。


ラブストーリーとしても秀逸です。
奥ゆかしいというか、もどかしい感じがまた、2人を応援したくなります。


最後にすずは、自分の居場所というか、居たい場所を見つけます。
なんともうらやましい。


記憶が定かではないのですが、すずは2度、里帰りします。
1度目は、嫁ぎ先でストレスを抱えている時で、現実に起こっている事を「嫁いだ夢」と思い込んで、目が覚めてほっとした感じの寝ぼけエピソード。
2度目は、嫁ぎ先への帰り道に、「嫁いだ今」が夢だったら、覚めてほしくないとの発言。


これは強力です。
散々悲劇に見舞われた後、全てを飲み込んで、なおこの現実を続けたいとは…
間違いなくハッピーエンドなんです。
でも、複雑な心境。
だから、戦争ものは嫌なんだ…
ぶつぶつ。


最後の最後に、女の子を拾って帰ります。
すずは、姪っ子を連れて、義父のお見舞いに行った帰り、手を繋いでいた姪を右手と共になくします。
そして、どうすれば彼女を失わずに済んだのか、失わずにすむ方法はなかったのか?
反対側で手を繋いで、自分が死ぬ側にいればよかったのに…
そんな風に考えます。


拾ってきた女の子は、まさに反対側で手を引かれて、母親らしき人を失った戦争孤児だったことが伺えるシーンがあります。
この頃は、いろいろな理由で家族を失った人が大勢いて、身を寄せ合って暮らしていたのかもしれません。
いつの間にか、食卓におばさんが一人増えていましたし…


エンドロール1で、その後の家族の様子、謎のエンドロール2では、(後に迷い込んだ遊郭で出会う)座敷童の人生もうかがえます。


一緒に観に行った友人が、「エンドロールを最後まで見る派」というのもあるでしょうが、久しぶりに最後の最後まで鑑賞しました。
本編が終わっても、「よっしゃ~。帰るか!」なんて気分にはならない、余韻が残る作品でした。





映画、「ハンガー・ゲーム」感想

「ドニー・ダーコ」のジェナ・マローンからのハシゴです。ジェナ・マローンは、「ハンガー・ゲーム」の全シリーズに出ているわけではなく、第2作のキャッチング・ファイアーからです。「ハンガー・ゲーム」は脇役キャラが皆して個性的です。ジェナ・マローンもその役もとても個性的なのに、うまく他の個性派と融和していて素晴らしいです。ジェニファー・ローレンス演じる主人公のカットニスももちろんキラリと光っています。というか、彼女の大ファンだからどうしても書きたかったとも言います。


基本情報


邦題 ハンガー・ゲーム
原題 The Hunger Games
タイプ SF
公開年 2012-03-23
監督
ゲイリー・ロス
脚本
ビリー・レイ、スーザン・コリンズ、ゲイリー・ロス
出演者
ジェナ・マローン、ジェニファー・ローレンス
公式サイトURL
おすすめ度 5 (1~5点)

ストーリー

allcinemaサイトより引用;
強大な権力を一手に握る独裁者が君臨する国家パネム。そこはエリート階層が暮らす最先端都市キャピトルとそれに隷属する12の貧困地区で構成されていた。独裁者は反乱の抑止を目的に毎年、全12地区からそれぞれ12~18歳の男女一人ずつを選出して、最後の一人になるまで殺し合いをさせ、それを完全生中継する見せしめイベント“ハンガー・ゲーム”を開催していた。そのプレイヤーの抽選会で、第12地区からは12歳の少女プリムが選ばれてしまう。そこで姉のカットニスが身代わりを志願、男子で選ばれた同級生ピータ・メラークとともにハンガー・ゲームに参加することに。こうしてキャピトルに向かった2人は、教育係による過酷なトレーニングを経て、ついに総勢24人が繰り広げる殺すか殺されるかの究極のサバイバル・ゲームに身を投じていくのだが…。

感想

もともとスーザン・コリンズのベストセラー小説を映画化したもので、映画かする前からファンがついていた模様です。小説は三部作で、映画は下記の4部作です。

ハンガー・ゲーム、The Hunger Games
ハンガー・ゲーム2、The Hunger Games: Catching Fire
ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス、The Hunger Games: Mockingjay - Part 1
ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション、The Hunger Games: Mockingjay - Part 2

それぞれ粒ぞろいです。第一作を観た後に、第4作がこんなことになるとは想像がついていませんでした。4作をして一つのストーリーなので、一気に観ることができる今、最もおすすめの映画です。

私はうっかり第1作をみちゃったので、毎年、心待ちにしていました…
スター・ウォーズより、ホビットより、続きが気になる映画です。
※本を読めばいいんですけれどね。

第4作は、ちょうど日本に帰る予定があったので、日本語字幕での鑑賞を楽しみにしていました。私の帰国のタイミングが遅かったのかもしれませんが、日本では3館しか上映していませんでした。東京と沖縄とその中間のどこか…みたいな状態でした。

え~~。待望のフィナーレなのに、日本での扱い小っちゃすぎ!っと非常に驚きました。

なんでそんなことになっていたのか?
凄く影響力のある評論家が皆してアンチだったとか??
1作目あたりで字幕・吹き替えに失敗して、意味不明になっていたとか???
面白いのに…
ぶつぶつ。

機会があったら1作ずつネタバレ記事を書きたいと思いつつ、とりあえずシリーズとしてみてほしい旨、伝わっているといいのですが…

この作品の為に、「何度でもみたい作品」というタグを新設いたしました。

2016-08-23
のろのろ

映画、「ドニー・ダーコ」感想

「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」のジェイク・ジレンホールからのハシゴです。「ハンガー・ゲーム」でクレイジーなトリビューツ(←生々しい表現ですね)を演じていたジェナ・マローンも正統派(?)ヒロインを演じた映画があった!他にもドリュー・バリモアとか、姉ジレンホールとか出ていたのに劇場に足を運んだ人が少なかったのは、あのキモいウサギのせいだと思って疑いません。


基本情報


邦題 ドニー・ダーコ
原題 Donnie Darko
タイプ SF
公開年 2001-01-19
監督
リチャード・ケリー
脚本
リチャード・ケリー
出演者
ジェイク・ジレンホール、ジェナ・マローン
公式サイトURL
おすすめ度 5 (1~5点)

ストーリー

allcinemaサイトより引用;
1988年、アメリカ・マサチューセッツ州ミドルセックス。ある晩、高校生ドニー・ダーコの前に銀色のウサギが現われる。ドニーはウサギに導かれるようにフラフラと家を出ていく。そして、ウサギから世界の終わりを告げられた。あと28日6時間42分12秒。翌朝、ドニーはゴルフ場で目を覚ます。腕には「28.06.42.12」の文字。帰宅してみるとそこには、ジェット機のエンジンが落下していてドニーの部屋を直撃していた。何がなんだか分からないながら九死に一生を得たドニー。その日から彼の周囲では、不可解な出来事が次々と起こり始めた。

感想

似たような映画にバタフライ・エフェクトが挙げられますが、イケメン&美女&お洒落なポスターでとっつきやすいです。お洒落な人が見に行って、お洒落にオススメできる感じです。

対して、ドニー・ダーコは、マスコットキャラ(?)のウサギ、本当に不気味です。ジェイク・ジレンホールもキモい感じに演じています。日本で劇場公開したのかわかりませんが、DVDは買う気に慣れない「キモウサギ」が前面に押し出されたパッケージ&ジャケットですし、レンタルでもイマイチ手が伸びにくいです。

映画好きが観る作品がなくて手持無沙汰なときに観てみたら抜群に面白かった!的な広がりを見せたに違いありません。(というか広がったかどうかわかりません…)

ストーリーは、めちゃめちゃ面白いと思います。わかりにくかったと言われていますから、2回観る覚悟でご覧になるとよいかと思います。でも、バニラ・スカイの様に2回目にキーワードが沁みてくる感じかどうかまでよく覚えていませんし、基本不気味なので、2回も観たくないかもしれません。

ミッション8ミニッツあたりでジェイク・ジレンホールのファンになってから観るのも一つの手かもしれません。私は「ドニー・ダーコ」で彼の大ファンになりましたし、個人的には5つ星映画です!

2016-08-22
のろのろ