派閥万歳!

派閥万歳!

勤め先は、小さい会社なので、白い巨塔みたいな派閥はありません。本社を離れている期間が長すぎてわからないだけかもしれません。ただ、元駐在員はいくつかの属性でぱっくり分かれています…


残業しない派と長時間残業派


なぜ、派閥万歳なのか?
自分が「残業しない派」の派閥に属している(と思っている)からです。お世話になった上司達がサクッと帰るので、私も定時帰宅です。これらの上司陣は、帰宅時間も出世も早いです。仕事はどんどん部下に任せます。非プレイングマネージャーで、基本管理業務に注力なさっておられます。

一人は、「プレイングマネージャーは大局観が鈍る」的発想で、もう一人は、「事にあたって時間的バッファーを作っておかないと抜本的解決策や将来への種まきに取り組む余裕がなくなる」という考え方の元、時間内に収まる仕事の仕方になっています。この為業務施策ものびのびして、新しいものになり、部下の経験値も上がっていきます。

私は、元々は、「会社の為に新興国まで来て、そのうえ残業なんてやってられるか~!」です。今は「イギリス最高!仕事以外に楽しみたっぷり~。いそがし~♪」です。

そして、残業する派は、任地でも、帰国後も、8時とかまで会社にいます。本社の中でも抜群に遅くまで仕事をする一群です。駐在したことがない国内組にとってはこの明確な差が不思議で仕方がないようです。ちょっと前に私の解釈を尋ねられました。


新興国赴任者と先進国赴任者


上記の読み替えとも言います。なぜ時間的バッファーを作る事が出来るかというと、人を採用しやすいからです。まかせる人を持てるとも言います。

先進国赴任者といっても欧州と米国の事ですが、人件費が高くて採り渋る傾向にあるのかな??という感触です。結果として、任せる人が不在で、プレイングマネージャーが多いので、長時間残業の習慣がつき、それをそのまま日本へ持ち帰ります。

新興国赴任者は、生活自体も厳しいので、長時間労働はやってられなくなり、赴任期間のどこかの時点で折り合いのつけ方を学びます。折り合いのつけ方というのは比較的普遍的で、どの拠点に移動しても同じルールが適応可能なので、今のところ日本に帰ってから長時間残業に逆戻りした人をぱっと思いつきません。


加点方式と減点方式


これも上記と同じメンバーなのでただの読み替えです。これは「ゼロミス」に対する姿勢の違いなのですが、「転んだ際に何を拾ったか?」によってほめて伸ばす派と、「転ばないように」教育するが為に転ぶこと自体が減点対象になってしまう派に分かれます。

どちらも転ぶことが前提になっているのですが、実は加点方式の方がゼロミスにつながるんですよね。同じ転び方をすると新しく拾えるものが少なくなってきますから、転ぶなら違う転び方を試さなければなりません。「転ばないように」教育する場合、全く転ばなかったら100点なので、何度同じ転び方をしても減点度が同じなのです。信じられなくて試さない人が多いから、減点方式をやめられない管理者も多いですよね。


どちらがきついか?


個人的には前者の方がハードルが高くてついていくのが大変だったんです。正味の成果と成長を求められますからね。でもそうは見えないらしいです。


常に何かしら問題児扱いされているワタクシでございますが、欧州では、「残業しないし、オペレーション系の業務を持たずに新しいこと(=好きなことと勘違い)ばっかりやっているし、部下に丸投げでシステム操作とか知らないし、失敗してもケアしない(ように見える)し。」と風説を流布されてございます。

んで、「ま、仕方ないよね、派閥ちがうし。」と開き直るところが、かわいくないんだな~。私って。
ぶつぶつ。

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