駐在員の腹の底

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「ブレない俺様」=「老害」

「老害のスタート地点は35歳」との対の記事なのですが、まずは「老害一般」からスタートします。


ウィキペディアに「老害」ページがなかった…


え~。どうしよう。とりあえず、Google検索結果を引用します。

「老害」とは、
自分が老いたのに気づかず(気をとめず)、まわりの若手の活躍を妨げて生ずる害悪。



ウィキペディアに、「社畜」はあるのに、「老害」はないみたいです。「老害」恐るべし。


「老害」にはなりたくない!


私の場合、本社では平社員で、拠点では部門長だったりしましたから、本社での職位と現地での職責に大きなギャップがありました。本社からの扱いは平社員のまま、部下から期待されるアウトプットは部長級でした。ただ、本社のベテランリーダー達には、ピヨピヨした駐在員(平社員)に耳を貸さない方もいらっしゃいます。

これは、相手の性格というより、想像力の問題だと思っています。ピヨピヨ駐在員が、部下、その部下、そのまた部下、と配下に20数名が存在して、サポートしたり、指示出ししたりしているとは想像できないのだと理解しています。

特にベテラン社員の説得には大変苦労し、「老害にはなりたくない!」は常に強く思っています。

40歳ぐらいで隠居できれば、老害化で若い人たちにご迷惑をかけずに済みそうですが、そうもいかなさそうですので、自分で心掛けるしかありません。

会社で困った「老害」氏達の共通点は、視野が狭くなって、考え方も固着し、人の話を受け入れられなくなっていることに気付けない事です。現場の反応を知っている若い人の意見をスルーしちゃっています。何かを訴求されているという自覚が全くありません。恐ろしい事です。

昔、上司と部下がどのくらいの頻度で「言い争い」をしていたかわかりませんが、最近は口論になんてなりません。駄目だと分かったら、さっと引いて終わりです。そして、それ以降、同じ部下の側から新しい提案してくれる頻度は低くなると覚悟した方がよいです。昔と比べて「聞く力」が必要になっているのではないかと思っています。

「最近の若い人は気骨がない!」なんて人のせいにして、新しい意見を取り入れない老害陣には絶対なりたくありません。


自意識過剰?


老害のもう一つの特徴だと思われるのは、自意識過剰な部分です。仕事の中には世の中に合わせて変えていかなければならない部分が沢山あるんですけれども、元々自分が携わっていた仕事に修正を加えられるのを非常に嫌います。

これは自信過剰とも言えそうですが、批判されたと思って意固地になる人がチラホラいます。「あなたが携わっていたのはいつですか?その前はどのように運用されていたのですか?」というような質問にはすらすら答えが出てきますが、現在の状況については無知なのです。「問題が見えないから、うまく行っている」と思い込んでいるだけです。

責めているつもりはありませんが、本人が謙虚に現状調査をしない以上、代替わりも兼ねて他の人(=より若い人)にお願いすることになるのです。そしてゴネるのです。

「あなたが携わっていた時、それ以前の運用を現在の運用に変更しましたよね? あなたは前任者を見下していませんでしたよね? 批判していませんでしたよね? 安心してください、私たちもあなたの以前の仕事を責めている訳でも、ダメだと思っている訳でもないのです。ただ見直しをする時期を大分過ぎてしまっているのです。」

「あなたの前任者の方は協力的でしたか? 嫌がらせを受けましたか? 嫌がらせをするような人がどのように受け止められていましたか? 見直しがかかるのはあなたの仕事だけではないのですよ。昔からずっとそうなんですよ。やはり協力的なベテランさんの方が尊敬されますよね。折角の知識や経験も、活用されないで意地悪じじい扱いされたらもったいないですよね?」

って、子供だ、子供。


俺様な同僚


「俺様」もあまり知らない言葉ですが、ある同僚について、「彼、俺様なところあるから、直した方がいいよね」っと言われているのを耳にしました。日本にいたときに一緒に仕事をしたことがある人で、「ブレない男」を目指していた人です。

話の内容を聞くと、私にとっての「老害」でした。

聞くところによると、「俺様」は、かっこよかったりして、人気がなくもないらしいです。
そういうキャラを演じている人もいるかもしれません。

しかし、おそらく「俺様」の旬は、非常に短く、すぐに「老害」に転化してしまう可能性があります。というか、もう既に「老害」だと思われているかもしれません。「若老害」、どうですか?

あなたの事ですよ。

なんて思われないようにありたいです。

心の傷、傷口が塞がるまでに2年

日本出張の折、2年前に仕事を辞めた同じ年齢の元同僚と他の同僚2名と鍋をつつきに行きました。


離職から2年たってようやく就職活動


現職駐在員(私)と元駐在員(別の同僚)が揃うことがあまりなかったので、なかなか集まり難いメンバーです。それぞれバラバラの入社年ですが、同じくらいの年齢の人たちで、とても楽しみにしていました。

2年前仕事を辞めてしまった同僚が就職活動を開始したということです。元気になったというよりは、つらくなくなったという感じだそうです。これは、傷が癒えたというのではなく、とりあえず傷口は塞がったという感でしょうか?なかなか難しいですね。

それにしても、何か新しい事をしようという気持ちになってくれてとても嬉しいです。


私は立ち直ったのか?


同じ時期に退職届を出して、私の方が1週間ほど早く離職する予定だったのですが、結局仕事を続けることにしました。見た目上、私の方はさっさと立ち直ったように見えていそうです。新しい任地で全く別のタイプの課題に直面して、手探りながらあれこれ模索していると、時間はどんどん進んでいて、振り返ると遠い過去の様な気がしなくもありません。しかし、いったん思い出しちゃうと、その頃の不快感が鮮明に襲ってきます。

行動が変わるまでに2年必要だった彼の方が深刻だった、私は大したことがないのに騒いだ、と思っちゃう人もいるかもしれません。

私の心中は複雑です。
「いいな~、私もあの時きっちり辞めていれば、つらくはなくなったと言えるようになっていたのかな~?」なんて、未だに後ろばっかり見てしまうので、立ち直ったと言えるのか謎です。行動上では、すっかり何事もなかったように回復していても、中身はぐだぐだのまま、封をして、見ないようにしているだけですからね~。「寒い日は古傷がうずく」状態です。

何かを始めるときに、形から入るタイプって言い方がありますけど、傷口を癒すのにも同じような概念が通用するのかもしれません。丁寧に自分と向き合って後遺症ナシの完治を目指す彼と、強制的に形からもとに戻した私。

最近、インド時代の上司の現在の仕事ぶりを見る期間がありました。本社で仕事をすると、人の目が気になるのか、割と普通でした。それでも評判良くないらしいですが、こんなの全然マシだ。っと思いました。役員の前ではめちゃめちゃ謙虚でした。どうなってるの??っと思いました。

運が悪かったっという事にするしかなさそうですが、中国で時差ボケを治してから日本入りしたのに、不快で上手く寝付けなくなりました。そんな折に、久しぶりに彼らと食事に行って、私はまだまだ浮上できていないのかもね、なんて感じたのでした。

本件、まだまだ終わりがみえませんが、中間報告がわりに、メモメモです。

忙しがり屋

最近、ブログ更新が不定期なのですが、出張が続いたりしたこともあるのですが、根本的な理由はそこじゃなかったりします。


本社人事部が視察に来た…


数か月前、UK一部社員との個人面談のスケジュール表がいきなり回覧されて、とてもびっくりしました。私なにかやらかしたかな?

実際のところ、欧州人事部の不手際だったみたいですが、抜き打ちの人事部の面接って、何かあったんじゃないか??と疑っちゃいますよね~。ビックリしたな~。

それで、「のろのろさんは、忙しそうで大変だから、身体を壊さないように気を付けてほしい」なんて泣けることを言ったスタッフがチラホラいたらしいです。人事部の事だから、うまい具合に脚色してそうですが…

え?
定時に帰っていますけど?

うーん。忙しそうに見えるというのは、よろしくないです。


忙しがり屋


どこの職場にも(どこの国にも)「忙しがり屋」がいます。なぜ忙しがるのか?

1) 充実している感じがする?
2) 忙しそうにしていることで、新しい仕事が来ないようにする?
3) みんなにいろいろ頼まれちゃって私って人気者アピール?

上記のようなことを想像しているのですが、実際には大したことをしていない場合、「あの人は手際が悪い」とか「あの人は仕事を回せない」とか、良くない噂が立ったりしているのを耳にしちゃうと、気の毒なんですよね~。

更に悪い事には、実際にたくさんの仕事を抱えて回っていない人は、「あの人は仕事を下に落とせない」とか「欲張って抱えすぎだ」とか言われているのを見ると、さらに心が痛みます。

これがとても気になるのは、「忙しそうだね」ってよく言われるからです。私の場合、回っていない時に起きます。んで、回っていないことが多いです。そして全てを回す気もなかったりしています。


大事じゃない事は淘汰される


いろいろ仕事をもらっても、全部できるわけじゃないんですね。顧客向けには速やかかつ丁寧に「できません」と回答するのですが、内向きの仕事はメールを開いていない事もあって、ダメダメです。

「日本語で書けるから」という理由で駐在員に送ってくる人たちがいます。全く関係のない部署の人の場合もありました。英語で書いてよ~。通訳・翻訳は駐在員の仕事か?については、上司と口論になった時のことを別記事にしたいと思います。

その人たちの「ものぐさ」に付き合って一日数時間残業していた時もありました。わからない部分を確認しようと連絡してみたら、そういう人たちは帰宅しているんですよね。そういう状況を千メール分(毎日2~3件、1年ほど)経験すると、なんと言われようと「英語を添えて再送ください」と即刻返信することに躊躇しなくなります。

社歴が浅く、平社員の時からそうしていましたから、「生意気だ!」と怒り心頭な方もいらっしゃいますが、私の性格が批判されることがあっても、本人のものぐさについて反省されることはあまりないようです。(お詫びメールが来たこともあって、感動したりしましたが)基本的に人間みんな自分の都合の良いようにしか解釈しないわけです。人嫌いの原因。

ところで、「英語を添えて再送ください」を受けた後、再送してこない案件があるんです。私はそれらを「大事じゃない案件」とみなしています。英訳すらも惜しむどうでもいい案件をどうしてそもそも送ってくるのか?もっと他人の時間を尊重してほしいですよね。

私はこんなのに付き合うよりは性格批判の方がマシだと思っていますが、心優しい駐在員は、それで押しつぶされちゃったりして、果てには心の風邪をこじらせたり…(あ、脱線)

っと、兎も角も、「大事じゃない案件は、自ずと淘汰されていく」と自分を慰めるのは、常に処理しきれない程仕事を抱えているからだったりします。実際に半分以上はどうでもいい案件で、対応してもらいたいなら依頼側が工夫しなくてはならないと、開き直っています。とはいっても、催促されたら、謝るしかありませんし、毎日謝ってばかりです。


それでも定時に帰る


ようやく本題です。上記のような状態でも、イギリスに来てから、定時に帰っていました。しかし、仕事がまわっていなくて困っているのかもしれず、帰宅後、毎日できるだけ仕事を片付けるようにしました。

そういうわけで、家事も仕事も真面目にやっているので、「やらなければならない事」が終わったら、バタンキューです。

ブログを書く、ブログを読む体力が枯渇気味なので、水・木をノー残業のブログデーに設定しました。

どうしてそこまでしてブログを書きたいのか??
こちらについてはまだ、ごにょごにょ考え中です。

言葉が通じても、話が通じない

書く機会がなかったのですが、初の「日本人部下」が来英しています。3か月の短期トレーニーなので、正式な部下ではないのですが、これまで日本人カテゴリーでは、後輩が1名、部下はゼロなので、記念部下ってことにしました。

ブログを始めてから、なんでも「記念」にしてしまって、微妙ですが、気にしない!


「ゆとり」世代に興味深々!


この記念部下に学ぶことは多いです。他の国の若い人と同じとこ、ちょっと違うとこ、個人差もあるでしょうから一般論としては語れませんが、へぇ〜。っとなる部分は多いです。

そういえば、「ゆとり」は言われて嬉しいものではないっぽいです。「氷河期」とか「ロスジェネ」の暗さがなくて、しかも「バブル」の様にのぼせた感じがなくて、「ゆとり」=「自由でクリエイティブ」なイメージで良さげなのですが、そうでもないみたいですね。

この辺りは、その世代と実際に働いたことがないので、感覚的によくわかりません。興味津々だったので「ゆとり」絡みの質問を投げてみたのですが、よろしくなかった。ごめんね~~。です。



日本語が下手でちょっと恥ずかしい


別に年をとっているからと言って、日本語が上手であるとは限らないわけなのですが、うまく言葉が出てこなくて緊張します。気にするべきところはそこじゃない感満々ですが、コンプレックスを持っている部分が一番気になっちゃうんだから、仕方ない。

それから、できるだけフレンドリーな話し方をしようと心掛けているのですが、気を抜くと上司にも使わない「敬語」になっていたりします。むぅ~。

同期や先輩で、敬語を崩さない人たち(2名ほど)が、「実は敬語が一番気楽なんですよ〜。親しみを感じているのと、言葉遣いは別なので、どうか気にしないでくださいね。」と言っていた意味がちょっとわかりました。


日本語より深刻な説明下手


「なにが言いたいのかわからないよ」っと、上司や先輩から言われる事があるのですが、後輩とか部下とかだと、そう言い出せないだろうな~。っと思うと分かってもらえたか、どうも心もとない感じです。活動を観察するに伝わっている風ですけれどね。←


この記念部下のライン上司の一人が、8年間お仕えした上司なのですが、近況を伝えて「言葉が通じるのは不思議な感覚です」って言ってみたら、即刻「言葉が通じても、話が通じているとは限らないけどね~(笑)」と返ってきました。ま、これが、私をよく知る人の自然な反応なのかな~。

ブログもわかりやすく書けるように、日本語勉強しよっ!っと、自分に言い聞かせたりいたしました。

コーラは時限エネルギーブースターらしい

パソコンが不調な間に、勤め先の社長が来英したりしていました。この社長、いわゆるイケメンで、40代で若々しく、起業家精神に富んだ老舗社長で、趣味がトライアスロンだったりするストイックなタイプ。完璧すぎてついていけない人が、いたり、いなかったり。ふふふ。


自分との闘い


人前で話をすることが多いからか、この方の話はとても面白いです。特に究極のスポーツ、トライアスロンの話が凄いです。上海時代は、「体幹」を鍛える重要さ、インド時代は(スイミングの時の)「ゴール」をみることの重要さなど、運動が苦手な私は、運動以外で最もきついこと、すなわち「仕事」に当てはめて理解を試みます。

今回は、「自分との闘い」という表現を繰り返し使われていて印象的でした。

ぎょっ。うん、私ね、ちょっとだけストレッチ派なんですよね~。って、駄目じゃん。


体調管理のプロ


こういう人は、体重や血糖値の身体や精神への影響を感じ取ることができるみたいです。太っちゃうと身体だけじゃなくて心も重くなっちゃうとか、血糖値が高いと満足してハングリー精神に欠けちゃうとか、表現がとにかくストイック!しぇ~~。

ちなみに最強のエネルギーブースターは、コーラらしいです。
ヘロヘロなときに飲むと、ガーっとエネルギーが湧くらしいです。
でも、時間限定的で、一定時間を過ぎちゃうと、シューっと元に戻っちゃうらしく、それからがつらくなるので、最後の最後に、時間を見極めて飲むらしいです。

コーラは飲まないでもありませんが、そんなこと感じたことなかったな~~。
仕事でヘロヘロなときに飲んでみようと、スーパーで6缶パックを買ってみました。

ところが、
買い慣れないものだから、Zero Sugarを買っちゃっていました。
ぐふっ。これじゃ、ダメだよね…

自分との闘い、遠いな~~。

なんというか、「社長」だから、じゃなくて、素で尊敬できる上司の上司の上司(駐在員じゃなかったら、話をする機会がない感じです)の話でした。